2009年 入局
講師 宮北 寛士
消化器外科に来たことは絶対後悔しません。
一枚岩の消化器外科を一緒に作っていきましょう。
2014年 入局
講師 二宮 大和
豊富な症例数と研究活動に加え、
学位や専門医資格の取得に向けたサポート体制も充実。
入局までの経緯を教えてください。
東海大学を卒業後、初期臨床研修を栃木県済生会宇都宮病院で行い、患者さんの命に直結する外科手術の奥深さに惹かれ、消化器外科医を志しました。初期研修終了後も同院で外科後期研修医として従事し、手術を中心とした多くの臨床経験を積みました。その一方で、臨床だけでなく研究面でも新たな知見を発信できる外科医になりたいという思いが強くありました。母校である東海大学消化器外科教室からお声がけをいただき、より幅広いキャリアを積むために、臨床と研究を両立できるハイブリッド大学院に進学しました。
入局後の様子は?
入局後の1年目は、術後管理を中心とした病棟業務に従事しつつ、大学院の授業にも参加して研究の基礎を学びました。2年目以降は「食道癌における新規血管新生調節因子Vasohibinの発現とその臨床腫瘍学的意義」をテーマに研究を行い、基礎実験や論文執筆に取り組みました。学位取得後は、上部消化管班スタッフとして食道癌や胃癌の治療を担当し、臨床業務と学術活動を並行して行っています。常に新しい知見の発信を目指し、チームとしての連携を深めながら、幅広い経験を積んでいます。
今後の目標を教えてください。
消化器外科医、食道外科医として専門医の取得を目指して修練を重ね、2022年に食道外科専門医の資格を取得しました。現在はロボット手術の修練を開始し、技術向上と認定医取得を目標に研鑽を続けています。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします。
当教室に入局して11年目になりますが、ここでの多様な臨床経験や研究活動を通じ、学びと成長を実感しています。私たちの教室は豊富な症例数と研究活動に加え、学位や専門医資格の取得に向けたサポート体制も充実しており、医師としての成長を求める方には最適な環境です。一緒に手術ができる日を楽しみにしています。
2010年 入局
助教 益子 太郎
皆様が充実した外科医ライフを送れるよう
全力でサポートします。
入局までの経緯を教えてください。
手術、化学療法をはじめとした内科的治療、集中治療、内視鏡検査、緩和ケアと経験できる事が多岐にわたっており、やりがいがありそうと感じたから。
仕事のやりがいを感じるときは?
患者さんやご家族から「先生が主治医で良かったよ」と言われたとき。明日からまた頑張ろうと前向きな気持ちになれる。
職場の環境はいかがですか?
働きやすい。予定がある時や困ったときは助けてくれる同僚、先輩、後輩がいる。フレキシブルで休みの調整もしやすい。
今後の目標を教えてください。
肝胆膵領域の手術もロボット手術、腹腔鏡手術、開腹手術と選択肢が多岐にわたるようになってきました。患者さんのニーズに応え、質の高い医療を提供できるよう日々研鑽を積んでいきます。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします。
東海大学は神奈川県西部を代表するハイボリュームセンターです。肝胆膵領域の高難度手術を若い時から多数経験できます。また、手術のみならず教育や研究にも力を入れており、医局の楽しいイベントもあります。一人一人が大切な仲間です、皆様が充実した外科医ライフを送れるよう全力でサポートします。一緒に働ける日を心待ちにしています。
2013年 入局
助教 大宜見 美香
手術がおもしろいと感じたら
是非外科を考えてみてください。
入局までの経緯を教えてください。
研修医で外科をローテ―トした時に、消化器の手術がおもしろく、外科を選びました。
仕事のやりがいを感じるときは?
手術をしている時は、楽しくもありやりがいを感じます。また、担当患者さんが回復して退院された時や、元気に外来に通院して来てくれた時はうれしく思います。外来では癌の化学療法を行っている患者さんも多くいますが、患者さんの状態や副作用に合わせて化学療法をマネージメントすることも、難しいですがやりがいがあります。
職場の環境はいかがですか?
私は目下子育て中ですが、産休・育休から復帰する当初や今に至るまで、悩んだことや困っていることに関しては、その都度上司と相談してきました。子育てしながら仕事を続けるために、仕事に関しては色々な面で配慮を頂いています。私がいままで外科医を続けてこれたのは、上司や同僚の先生方の理解が得られる環境にいるからこそだと思います。子育て中の後輩医師も増えていますし、女性にとっても働きやすい環境だと思います。
今後の目標を教えてください。
今は低侵襲手術が主流で、私の所属する上部消化管班では鏡視下手術やロボット支援下手術がほとんどです。鏡視下手術の技術を磨いて、認定医をとることが目標です。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします。
手術がおもしろいと感じたら是非外科を考えてみてください。特に女性医師で外科は大変だからとあきらめてしまう事はありません。興味のある方はまず、医局の説明会や見学に来て下さいね。
2018年 入局
助教 小笠原 利仁
数多くの症例を経験でき、
成長スピードは他に比べても早い。
入局までの経緯を教えてください。
自分のイメージしている医師像が外科医であり、その中でも多分野を扱う消化器外科を選びました。
仕事のやりがいを感じるときは?
自分が提供した医療によって患者さん、ご家族から感謝していただけたとき。
職場の環境はいかがですか?
ユーモアにあふれ、頼りになる先輩方が多く、手術でも適度な緊張感をもって臨むことが出来ます。
今後の目標を教えてください。
消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医、肝胆膵高度技能医の取得、学位の取得を目指し、他科からも頼られる消化器外科医を目指しています。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします。
消化器外科医を志す医師が減少している中で、東海大学でも若手医師は決して多くないのが現状です。しかし、その分数多くの症例を経験でき、成長スピードは他に比べても早いのではないかと思います。外科医として一緒に東海大学消化器外科を盛り上げていきましょう。
2017年 入局
大学院生 田島 康平
外科に"憧れ" "興味"がある方、
ぜひお待ちしています。
消化器外科を選んだ理由は?
学生時代から外科に"憧れ"がありました。また、自ら執刀した手術で患者さんの疾患が治り、退院していくことにとてもやりがいと充実感を感じ、消化器外科入局を決心しました。
仕事のやりがいを感じるときは?
臨床と研究の相互発展。
職場の環境はいかがですか?
免疫チェックポイント阻害薬と腸内細菌に関する基礎研究を行いました。臨床の現場を離れ、基礎研究に没頭することで、新たな視点から物事を見れるようになりました。また、トランスレーショナルの立案や研究費の獲得方法など、今後研究を行なっていく上で避けられない過程も学ぶことができました。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします。
外科に"憧れ" "興味"がある方、ぜひお待ちしています。一緒に働き、充実した医者人生にしましょう!
2024年 入局
臨床助手 磯野 駆
患者様の人生に
手術を通じて携わることができることが魅力
入局までの経緯を教えてください。
手術に携わる診療科に進みたくて進路を悩んでいた際に自分が一番興味があったのが腹腔鏡下手術で、その中でも扱う臓器が多く手術のバリエーションが豊富で飽きのない消化器外科に魅力を感じて入局を決めました。
仕事のやりがいを感じるときは?
消化器外科は食道から肛門まで、ヘルニア等も含めて様々な背景の患者様の人生に手術を通じて携わることができることが魅力だと思います。ご飯が食べられなかった人が食べられるようになる瞬間、その人の命がまた輝き出す瞬間に日々立ち会うことが出来ます。また、自分が長く携わった患者さんが元気になって外来に通院している姿を見るととても嬉しいです。
職場の環境はいかがですか?
定時の手術はもちろん緊急手術も数多く行っており、忙しい日々ではありますがとても充実しています。
働き方改革の波もあり待遇面や当直回数等も見直されています。医局全体としては決して人数が多い訳ではありませんが、その分手術に携わるチャンスが多いことは大きなメリットだと思います。
今後の目標を教えてください。
まずは外科専門医取得に向けて修練を重ねていきたいと思います。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします。
東海大外科を一緒に盛り上げていきましょう!
2024年 入局
臨床助手 河野 香織
あなた自身の生き方で、
一生に一度の医師人生を謳歌してください。
入局までの経緯と仕事のやりがいを教えてください。
私は島根大学を卒業後,湘南厚木病院で初期研修を開始しました.初期研修中に出産しましたが,産前産後休暇の都合もあり3年で研修を修了しました.1年余分に必要だったのかという声も頂きましたが,心臓血管外科での修行や内視鏡センターで上下部内視鏡検査を教わり,毎日ひたすら検査をさせてもらったのは大きな財産です.人に恵まれた3年間でした.その後,現在の東海大学消化器外科に医局したわけですが,入局前,周囲からは育児をしながら外科医になるなんて無理,子供と過ごす時間が少なくなるから子供が可哀想,年齢・体力的にも無理だと言われました.それでも外科の道に進んだ理由はシンプルで,外科的処置や手術が好きだから,手術が必要な患者を眼の前にしたとき,患者の命を繋げられる医師でありたいと思うからです.当然,好きな気持ちだけで生きていけるわけではなく,子供という一人の人間を守り育てるという親としての責務もあるため,何かを制限したり手放したりすることはライフステージに応じて必要です.仕事と育児の両立というよりは,外科医としての自分と親としての自分の,心身のバランスの取り方に日々悩みながら子供と共に生きています.ちなみに子供は,健康で感情豊かに成長しています.月並みですが,本当に子は宝です.
職場の環境はいかがですか?
現在は当直・オンコールを免除してもらっているので,手術への参加機会や診療,自己研鑽に費やせる時間は確かに少ないですが,執刀の機会を下さる先生もいますし,その分子供との時間を確保させてもらっており,こうした働き方を許容してくれる環境がここにはあります.
今後の目標を教えてください。
専攻医なのに当直・オンコール対応をしない私の働き方を快く思わない人達がいるかもしれません.しかし,今の私の生き方が,誰か,特に私と同じ様に子供を生みたい,外科医にもなりたいと思っている女性医師や,それをサポートする家族にとっての希望となったり,多様な生き方をサポートすることで外科医が増えることに寄与するのではないかと考えています.
入局希望者に向けてメッセージをお願いします。
少しでも当医局に興味のある方はぜひお尋ねください.従来の外科医の生き方に囚われず,あなた自身の生き方で,一生に一度の医師人生を謳歌してください.
入局までの経緯を教えてください。
最初の研修科は関連病院の外科でした。
そこでは臓器専門に関わらず、一般外科医の生活を経験しました。先輩方は内視鏡もできる、切れる、刺せる、この人達何でもできる!と感激しました。
「一緒に人生棒に振ろうぜ」と出された手を握手してしまったところ、自分が決心する前に教授陣の前でご挨拶することになり、成り行きで今に至ります。
仕事のやりがいを感じるときは?
最初は小さな手術の執刀でも嬉しかったです。自分主導になり、後輩と手術をするようになり、他科から頼られ成長、やりがいを感じました。今は他の施設ではできないと言われた超拡大手術で治った時はやりがいを感じます。何年たってもやりがいを感じられます。
職場の環境はいかがですか?
超忙しいです。年間250件の手術に入ります。たくさん手術を経験したいなら最高の職場ではないかと思います。
何がいい環境かは人それぞれで、同じ職場でも様々なスタイルで生活できます。
今後の目標を教えてください。
学生、研修医の先生に消化器外科に興味を持ってもらえるように伝えていきたいです。
入局希望者に向けてメッセージをお願いします。
消化器外科に来たことは絶対後悔しません。一枚岩の消化器外科を一緒に作っていきましょう。